慢性 副鼻腔炎の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
10歳 男の子 138cm 43kg
6年ほど前から慢性副鼻腔炎でくしゃみ、鼻詰まりが酷く病院に行っているが良くならない為、漢方薬で根本的に治していきたいと来店されました。
病院ではカロナール、フルナーゼ、クラリシット、エンピナース、ムコダインを処方されているそうです。お母様は毎日長期間にわたり抗生物質を飲ませる事にかなり抵抗があり、本当にこれで良いのか?と心配されております。
食事は食べ過ぎている事もあり、脂っこい物、甘い物が多く、胃腸がもたれる事もあるそうです。体はほてりやすいそうです。
中国医学的には『痰湿停疎』、『食積生湿』の状態と考えられます。体に溜まっている湿熱、痰熱を解毒していく漢方薬、胃腸の消化吸収を改善していく漢方薬をお渡ししました。
2週間ほどでほぼ毎日、耳鼻科にかかって鼻の掃除をしてもらっていた状態から、週に1~2回で充分になり、鼻の通りが良くなってきていると言う報告を受けました。
目の痒みも治まってきているそうで、抗生物質も今は飲まなくてよくなったそうです。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学では、ちくのう症や慢性副鼻腔炎などは体に痰熱、湿熱と言う体に不必要なものが溜まっている状態です。この場合は、湿熱、痰熱を老廃物を便や尿で排泄していく漢方薬を使っていく事で改善される方が多いです。花粉症やアレルギーも同様の方法で良くなられる方がいます。
病名が違えど、原因は同じ為、治療方針は同じになります。この事を異病同治と言います。
色々試したがうまくいかない方は、是非、ご相談下さいね。
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